建設業界 女性活躍への架け橋

4.質の高い教育をみんなに

建設業界 女性活躍への架け橋

建設業では男女比率でいうと男性の方が80%上回っており、その中でも事務のお仕事では女性の方が多いと言われております。今後建設業界発展のためにも女性の活躍は重要だとおもっております。

弊社では女性の活躍できる時代を取り組んでおり、建設業経理士2級の資格取得を目指しております。

実際建設業界で働く事務員の方はほとんどの方がオフィスに居り現場に出ることは基本的にはありません。しかし事務員の方でも役立つ資格があるのが建設業経理士です。

なぜ建設業だけ切り分けているのかというと、他の業種と比べて、業界特有の知識が必要になるからです。

建設業経理士は1級から4級まであり、1~2級の合格者には「建設業経理事務士」の称号が与えられます。

特に重要なのは、前者の「建設業経理士」。この資格を持っていると貴重な専門人材として、大きなメリットが得られるのです。

建設業経理士何がすごい!?

建設業経理士は建設業の会計業務に特化した経理の資格となります。

建設業者が公共工事事業を請け負うには、工事に対して「入札」を行い、落札したうえで受注する必要があります。一方、自治体は入札に参加した建設業者を客観的に評価・審査したうえで、依頼先を決定する必要があります。

そこで行われるのが「経営事項審査」です。この経営事項審査を通して、建設業者の企業規模や経営状況・技術力などの事項を数値化し、客観的な評点を付けるのです。

この評価の際、建設業者に建設業経理士1級保持者、2級保持者の数が多いほど経営事項審査における評点が上がるという仕組みがあります。

つまり建設業経理士を多く抱えている企業ほど、公共工事事業の依頼を受けやすいという側面もあるため、建設業経にとって建設業経理士は非常に重要な存在なのです。

「日商簿記2級」と「建設業経理士2級」どちらが難しい・・・!?

実は建設業経理士2級の方が難しいと言われております。

なぜかというと建設業経理士2級では「日商簿記2級の知識」+「建設業会計の知識」が必要になってくるからです。

しかし、日商簿記2級と建設業経理士2級の学習範囲が重複するところも多いので、簿記2級を取得してからだと資格を取得できる可能性が高いと言われています。

矢野建設での取り組み

矢野建設グループは資格を取得できるよう試験が近づくと勉強会を開いております。

名付けて「受かるための勉強会❕」

勉強会の様子です

私も今回初めて参加しました。

とても丁寧に教えていただき建設業経理士の理解力が高まりました。
また、問題が解けてくると楽しくなってきます♪

試験問題を実際に解きながら勉強しています

建設業経理検定HPこちら

目指す取り組みは女性活躍

こうした環境整備は、現在のところまだまだ大手企業中心の動きであり、全国的に、また建設業全体に普及していると言えるようになるには時間がかかるかもしれません。

しかし、こうした動きは、今後中小企業にも、そして全国にも広がっていくことでしょう。

建設業界を変化させ、活性化させていくためにも、多様性を受け入れる一環として女性も働きやすい環境作りを積極的に行うことが重要となってきます。
これからの「建設業の未来」を一緒に築いていきましょう。

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